- コンサル長期インターン
2024年01月22日

【2024年】コンサル長期インターン探し完全ガイド|業務内容・おすすめの探し方や始めた時期など
この記事では、コンサル長期インターンに興味を持っている皆さんに、長期インターン先の具体的な探し方や重要な情報をまとめています。業務内容や時給の高い長期インターン企業、始めた時期や始める人の特徴について、実用的なヒントやアドバイスを紹介していきます。
目次
- コンサル長期インターンの業務内容
- コンサル長期インターンを始めた時期
- コンサル長期インターンを始める人の特徴
- コンサル長期インターンの平均時給・稼働時間
- 時給の高いコンサル長期インターン募集ランキング(更新:2024年1月13日)
- コンサル長期インターンのおすすめの探し方
- まとめ
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1.コンサルティング業界の長期インターンの業務内容
業務内容
コンサルティング業界の長期インターンシップの一般的な業務としては、
- リサーチや市場分析(コンサル案件での定性・定量・文献調査をもとにした調査実行・補助)
- インタビュー調査
- データの解析
- 資料作成
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などが含まれます。
ビジネスに関する課題を洞察し、適切な解決策や戦略を策定する業務が主となります。
インターンということもあり、最初はコンサルの社員の方のサポートから入ることが多いです。
これらの業務を通じて、クライアント企業のビジネス成長や成果の向上を支援することが期待されます。
さらに、専門的な知識や特定分野におけるスキルを駆使して、具体的な提案や実施計画の提供まで発展する場合もあるでしょう。
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長期インターン先企業を選ぶ際の注意点
①どんな業界のコンサル職なのか確認する
コンサル職のインターンを募集している企業は、さまざまな種類があります。
いわゆる戦略・総合コンサルを専門とした企業だけでなく、IT系や人材系なども含まれます。
自分が興味を持っている業界や業務内容なのか、選ぶ際にしっかり確認するようにしましょう。
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②どんな業務内容なのか確認する
コンサル業界の業務は、多岐にわたります。
新規事業戦略立案や企業の売上向上支援、M&A、ファイナンス、IT導入支援など
自らの行いたい業務をしっかりと選んでください。(特にない場合はOK)
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【ダウンロードOK】実際の業務イメージが分かるサンプルシート
現役戦略コンサルの「なす@戦コン」さんに、コンサル業務を自宅で体験できるような、オリジナル業務サンプルシート(正式名称:ワークサンプルテスト)を監修・作成いただきました。
より業務のイメージを知りたい、就活でも課されるケース面接の対策をしたい方は自由にご活用ください。(別ウィンドウ先からダウンロードも可能です)
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2.コンサル長期インターンを始めた時期
残念ながら現在、コンサル長期インターンに絞った形で、長期インターンを始めた時期をまとめた記録や正式なデータはありません。(今後セナカインターンにて調査予定)
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しかし、経済産業政策局が発表した「最も長く経験したインターンシップの期間と参加開始時期の関係(大学生)についてのデータ」があり、そちらが参考になりますので紹介させていただきます。
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1ヶ月以上のインターンシップを経験した学生の参加時期
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インターンシップの参加開始時期は大学3年生の夏季及び1~3月の割合が高い。一方、1ヵ月以上のインターンシップは 他のインターンシップ期間と比較し、低学年から参加開始する傾向がある。
(引用:「学生・企業の接続において長期インターンシップが与える効果についての検討会 新入社員(新卒1~3年目)に対するアンケート調査結果」経済産業政策局)
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- 大学1年生・・・6.9%
- 大学2年生・・・10.7%
- 大学3年生・・・56.5%
- 4〜6月・・・10.7%
- 7〜9月・・・22.1%
- 10〜12月・・・8.4%
- 1〜3月・・・15.3%
- 大学4年生・・・16.8%
(N=931)
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コンサル業務はハイレベルである点や、他業界のインターンシップよりも高いコミットメント(週2日はフルタイム勤務必須)が求められる場合も多いです。
そのため、比較的時間の取りやすく、経験も多い大学3年・4年生の採用が多い印象があります。
もちろん、大学1・2年生からでも参加している人もおりますが、勤務要件の厳しい企業の場合、大学や就活との両立などが難しい場合もあるでしょう。
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3.コンサル長期インターンを始める人の特徴
残念ながら現在、コンサル長期インターンに絞った形で、長期インターンを始める人の特徴をまとめた記録やデータはありません。(今後セナカインターンにて調査予定)
そのため今回は、実際にセナカインターン利用者の中でコンサル志望の学生が、当時始めたきっかけなどを中心に紹介させていただきます。
少しでも参考になれば幸いです。
コンサル業界に興味がある
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1つは「将来の就活のために色々な世界を知っておきたい」ということ。もう1つは「現在はコンサル業界に興味があるため、それを達成するための力をつけておきたい」ということです。
2年の夏頃から1社長期インターンを経験しており、就活に関する動きもそのあたりから本格化しました。ただ、そこでの経験をするうちに、より難易度が高く、色々な経験ができるインターン先に行きたいなと思うようになりました。今回は2社目の企業を探すためにということで募集サイトを眺めていました。関連記事(学生インタビュー):https://cenaka-intern.com/article/gvzbjnjm9
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F.Yさん:東海大学政治経済学部。大学2年生で金融系のベンチャー企業にて営業職の長期インターンを開始。コンサルティング業界に興味を持ち、2社目の長期インターンを株式会社gr.a.mにて始める。
募集エントリー時期:大学2年12月頃
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憧れの先輩の影響
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憧れの先輩の影響かなと思います。その人は、学校の成績もTOPクラスで、就活でも外資系の戦略コンサルファームに早期内定が決まり、どんなことをされているんですか?と伺っても「毎日、本を読んでるだけだよ」というような方です。憧れてはいるものの本当にこんな人って存在するんだと思っていました。笑
そんな先輩との日々の会話で、コンサル企業の社風や業務内容、仕事を通して色々な業界の方と関われるので新卒から様々な業界を体感できるなどのメリットを教えてもらい、興味が徐々に湧いてきました。関連記事(学生インタビュー):https://cenaka-intern.com/article/isy8vinz99e
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S.Fさん:慶應義塾大学2年生。コンサルティング業界に興味を持ち、IT系コンサルのベンチャー企業の株式会社visumにて長期インターンを開始。
募集エントリー時期:大学2年1〜2月頃
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コンサル業界に内定している
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他業界のインターンシップと異なり、大学3年生の夏などの早い時期にコンサル業界に内定した人が長期インターンを始めるパターンも増えています。
入社後のハイレベルな業務に早くから慣れるために学生のうちからコンサル業務の体験を積んだうえで入社したいという希望をもった学生さんが始めるというケースです。
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長期インターン採用を行っているコンサル企業さんももともとは大手のコンサルファーム勤務である場合も多いため、業務の親和性は高いと言えるでしょう。
特に、大手のコンサルファームから独立して事業を行っている人は非常にハイレベルな方も多く、そうした人と学生のうちから共に働ける経験を積める機会は非常に貴重です。そうした成長意欲の高い学生さんもコンサル業界の長期インターンに参加しているようです。
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4.コンサル長期インターンの平均時給・稼働時間
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コンサル長期インターンの仕事の平均時給は約1,218円程度の相場になっているようです。
平均稼働時間については約15時間/週程度で、月に換算すると約60時間が相場のようですので、給与を月給換算すると約7.3万円でした。(テストや学校行事など、稼働できる時間に応じて大きく変動します)
一方、コンサル業界の長期インターンでは、成果やパフォーマンスに応じて昇給が行われる場合もあります。中には、時給2500円などの破格の時給を出している企業もあるため魅力的ですよね。
全体の時給幅としては1,000〜1,500円と比較的広いため、勤務先や経験、求められるスキルによっても差があると考えられます。
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時給情報の算出について
記載の給料情報は2024年1月にセナカインターン上で掲載されていた、またはネット上にて収集した募集情報から算出した給料情報です。
※平均時給:集計対象募集にて公開されている稼働スタート時の時給目安の平均値を示しています。当社規定や応相談と記載のある募集情報は含まれておりません。
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5.時給の高いコンサル長期インターン募集ランキング(更新:2024年1月13日)
1位:GLIN Impact Capital
時給:1,500円~(能力等により変動)
職種:コンサル、VC
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企業情報:GLIN Impact Capitalは、日本と世界におけるインパクト投資とインパクトスタートアップの発展に貢献したいと考え2020年に創業したチームです。「より持続可能な資本主義の構築」、すなわち「経済成長と共に自律的に社会課題が解決される社会の実現」をミッションとして、すべての事業活動・金融活動が外部経済性や持続可能性を組み込んで成長を追及する経済社会を実現したいと考えています。このミッションに基づき、投資活動(インパクト/ESG投資)と企業変革支援を通じて、新しい経営と金融のあり方を追及し、よりサステナブルな経済社会の発展にグローバルに貢献してまいります。
(引用元:https://glinimpact.com/)
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募集情報はこちら(参照元:ATLAS)
https://atlas-career.jp/internship/4685
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2位:株式会社ばんそう
時給:1,500円
職種:コンサル
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企業情報:株式会社ばんそうは、プロフェッショナルネットワークを活用して低予算で高品質のコンサルティングサービスを提供する企業である[1]。主に経営/事業戦略、M&A、SNS対策などの分野で活動しており、中堅中小企業の競争力向上支援や地方活性化に貢献しています[2]。
(引用元[1]:株式会社ばんそうHP 引用元[2]:株式会社ばんそうの会社情報 - Wantedly)
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募集情報はこちら(参照元:ATLAS)
https://atlas-career.jp/internship/5529
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3位:株式会社Quest
時給:1,200〜3,000円(スキルに応じて昇給)
※交通費・ランチも事業部によっては支給
職種:コンサル
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企業情報:Questは調査スピードを飛躍的に高め、より効果的に生活者の声を企業へ届けるサービス群を展開しています。コンサルティング×デジタル×デザインの力を駆使することで、生活者から企業へ情報がより滑らかに流れ、暮らしをよくするアイデアやインサイトを育てることを目指しています。
(引用元:https://quest-research.co.jp/)
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募集情報はこちら(参照元:株式会社QuestHP)
https://quest-research.co.jp/career/intern
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4位:データビズラボ株式会社
時給:1,200円〜
職種:コンサル
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企業情報:データビズラボはデータ分析・視覚化、データ活用戦略立案を行うプロフェッショナルファームです。データ分析とUXの融合を重視し、組織に根付くデータ分析を支えます。(引用元:https://data-viz-lab.com/)
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募集情報はこちら(参照元:データビズラボ株式会社HP)
https://data-viz-lab.com/recruit/intern
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5位:PwCサステナビリティ合同会社
時給:1,150円〜
職種:コンサル
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企業情報:PwCサステナビリティ合同会社は、サステナビリティ分野の専門サービスを提供するプロフェッショナルファームであり、企業経営において環境・社会課題を解決しながら、財務・非財務面の持続的な成長を支援しています。
(引用元:PwCサステナビリティ合同会社HP)
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募集情報はこちら(参照元:PwCサステナビリティ株式会社HP)
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6.コンサル長期インターンのおすすめの探し方4選
コンサル長期インターンは、他の職種と比較すると募集が少ないため、参加するにはタイミングや運も関わってきます。
①このページの求人に応募してみる
最もおすすめする方法です。このページのランキングでも、純粋にコンサル業務に携われる可能性が高い募集を掲載しておりますので、まずは紹介した募集を確認してみて応募要件に当てはまる場合は挑戦してみることを推奨いたします。
②知り合いから紹介してもらう
知り合いが参加しているインターンのため、信頼できる可能性が大きく上がるためこちらもかなりおすすめする方法です。しかし、実際にはコンサル長期インターンに参加している友人や知人がなかなか周りにいないと思われますので、紹介を受けるのは簡単ではないと考えています。
③長期インターン求人募集サイトを利用する
これらのサイトには多くのインターンシップ募集が掲載されており、職種や業界、働きたいエリアなどから検索できます。しかし前述の通り、コンサル長期インターンには様々な業界の募集があるため、自分が関わりたい分野のコンサル職募集なのかはよく確認してください。
セナカインターンでも、全国・世界中の長期インターンを検索できるのでうまくご活用ください。
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④SNSで「コンサル インターン 募集」といったワードで求人検索する
SNSを利用して、インターンシップを募集している企業を探すことができます。
オススメなのは、
・X(Twitter)
・Instagram
・Linkedin
あたりです。これらのSNSではサイトには掲載されていない隠れた最新求人を見つけることが可能です。しかし、コンサル職のインターンがSNSで広報されていることは少ないため、期待度を上げすぎずにご活用いただければと思います。
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7.まとめ:コンサル長期インターンに挑戦してみよう
この記事では、コンサルティングの長期インターンシップに関する様々な情報を提供しました。
平均時給や稼働時間、時給の高い企業のランキング、インターンを始める適切な時期や対象者の特徴、業務内容、おすすめの探し方などの情報を参考に、適切な企業を見つけてコンサル長期インターンシップを自身のキャリアに効果的に活用しましょう。